【結婚指輪・婚約指輪のサイズ直し】大切な指輪をまた安心して着けられるようにした事例
大切な指輪を、また安心して指にはめられるように
今回ご相談いただいたのは、結婚指輪と婚約指輪のサイズ直しです。
長く大切にされてきたお二つの指輪でしたが、今ではサイズがとても小さく感じられ、一度入れてしまうと取れなくなってしまうのではないか――そんな不安から、なかなか着けられずにいたとのことでした。
周りのお友達も、ちょうどサイズ直しをされた方が多かったそうで、そのお話もきっかけになり、
「そろそろ私も、またちゃんと着けられるようにしてみようか」
と、ご相談にお越しくださいました。
今回とても嬉しかったのは、以前から旦那様が時計の方でご縁をくださっていたことで奥様をお連れくださってのジュエリーメンテナンス。
「大切なものだからこそ、安心して頼めるところへ」
そう思っていただけたことが、本当にありがたく、身の引き締まるご依頼でした。
現在のサイズは、結婚指輪・婚約指輪ともに9号。
これを今回、14号へとサイズアップしていきます。
こちらが今回お預かりした結婚指輪と婚約指輪です。どちらも大切に使われてきたことが伝わるお品で、これからまた着けられるよう整えていきます。


2本の指輪を並べた状態です。サイズ直しでは、見た目の違和感が出ないこと、着け心地が自然であること、その両方が大切になります。
まずは指輪の一部を慎重に開き、サイズを広げるための準備を進めます。赤丸部分のように、どこをどう調整するかを見極めながら進めることが重要です。


リングを広げた状態です。ただ広げるだけでは美しい円には戻らないため、この後の整形工程がとても大切になります。
サイズ直し途中の婚約指輪です。素材の状態や厚みを確認しながら、無理のない形で14号へ近づけていきます。


結婚指輪のサイズ確認です。14号に向けて、自然な円形と着け心地を意識しながら整えています。
婚約指輪も同じくサイズ確認。石付きの指輪は特に、サイズだけでなく石座への負担にも気を配りながら進める必要があります。


そしてサイズ直し完了後の2本です。見た目を大きく損なうことなく、また安心して指にはめられる状態へ整いました。
今回のような指輪のサイズ直しは、単なる数字の変更ではありません。
これまで大切にされてきた想いをそのままに、今の自分に合う形へ整え直すことでもあります。
昔はぴったりだった指輪も、年月とともに合わなくなることは珍しくありません。けれど、それは決してしまい込んで終わりにする理由ではなく、また身に着けるきっかけに変えることもできます。
結婚指輪も婚約指輪も、ただの装飾品ではなく、お二人の歩みや気持ちが込められたもの。
だからこそ、安心して任せられる場所へ――と旦那様がお連れくださったことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
これからまた、指にはめた時に「やっぱりいいね」と感じていただけたら嬉しく思います。
大切なものを、大切なまま、今の暮らしに合わせて整えていく。そんなお手伝いを、これからも丁寧に続けてまいります。
