枠部分だけになれば後は加工がしやすいです。

カメオのブローチですが、ここの部分って 折れたり壊れたりする頻度が高いです。

ブローチの芯の受け。

使用時には一番力の加わるんでしょうね。

今回も、壊れてしまっててずーっとそもままっ。

「もう使うことがないかと思いました」とのことでエファーナにご相談いただきました。

 

大丈夫ですよ。修理し、再び使えるよ致しましょう!

まずは、メインのカメオを守るために慎重に分離していきます。

この時、顕微鏡を覗きながらすべての爪を広げます。

最低限の開きでいいんです。

枠部分だけになれば後は加工がしやすいです。

入念に通常よりも強く固定しておきます。

この時は、ルーペを覗きながら確認し、バフ磨き。。

これで再セット。

カメオに傷がつかぬよう、あっち向き、こっち向きでしっかりとはめ込みます。

緩み、ゆがみ、浮きなどがないよう各爪は交互に少しずつ倒して固定。

これで完了です。Q!

 

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