【ジュエリー修理】切れてしまった3連水晶ネックレスの糸替え修理!高強度糸と6本撚り構造で頑丈に復元
清涼感があり、胸元を爽やかに彩ってくれる水晶のネックレス。「この夏、身に着けていたら突然切れてしまって…」とお困りのお客様より、糸替え修理のご相談をいただきました。
お持ち込みいただいたのは、3連のラインが綺麗にねじれた上品なデザインの水晶ネックレスです。今回はこちらの修理事例をご紹介いたします。
1. お品物の確認と頑丈な専用糸のご提案

お預かりしたお品物は、中央部分が3連のボリュームあるデザインになっており、身に着けた際のシルエットがとても美しいネックレスです。しかし、水晶のビーズはカッティングの角や通し穴の擦れによって、どうしても糸への負荷が大きくなりやすい特徴があります。
そこで今回は、引張強度・耐久性に非常に優れた「グンゼ(GUNZE)」の高品質な専用糸をご提案し、組み直しを進めていくことになりました。
2. 強度を考慮した「2本撚り・計6本撚り」の組み直し

今回のネックレスの構造は、センター部分が3連の華やかなデザインで、金具近くの端に向かうにつれて1連にまとまる作りになっています。
通常の通し方では強度に不安が残るため、耐久性を最優先に考慮した仕様で進めます。センターの各1連に対して糸を「2本撚り(2本通し)」にし、3連が重なる中央部分全体では「総数6本撚り」となるよう丁寧に糸を通していきます。

これにより、糸切れの心配を極力排除した頑丈な構造が完成いたしました!糸のしなやかさを損なうことなく、強度の高い仕上がりを実現しています。
3. 多角的な仕上がりチェックとお客様へのご報告

組み上がった後は、トルソーにセットしてセンターの3連ねじりデザインが綺麗に表現されているか、固定のバランスをチェックしていきます。まずは正面からの確認です。美しく立体的なツイストラインが蘇っています。

続いて斜めからのアングル。ラインのヨレや歪みがなく、胸元に自然と沿う美しいフォルムが出ていることを確かめます。

反対側の斜めからも写真を撮影し、どの角度から見ても完璧な手応えです。
エファーナでは、遠方のお客様やご多忙なお客様にも安心していただけるよう、こうした仕上がり写真を「エファーナ公式LINEアカウント」へ直接送信し、ご確認いただいております。今回も写真をお送りし、しっかりとお直しできたことをご確認いただいた上で、無事にお渡し完了のご連絡をいたしました。
まとめ
天然石やパールのネックレスは、経年劣化や摩擦によって突然糸が切れてしまうことがあります。エファーナでは、ただ元の状態に戻すだけでなく、お品物のデザインや使用環境に合わせて「より切れにくく頑丈にする」補強修理をご提案しております。
エファーナのWebサイトにも様々な事例を掲載しておりますので、ぜひご参考になさってください。
