赤い矢印が示された、革ひもが金具へしっかりと再固定された完成状態

引っかけで金具が抜けたメガネホルダー(LA LOOP)のお直し!爪留め&固定補強で元通りに

メガネやサングラスをおしゃれに持ち運べる便利でスタイリッシュな「グラスホルダー(メガネホルダー)」。お気に入りのアクセサリーとして日常的に身につけている方も多いアイテムです。

今回ご相談いただいたのは、「ネックレスとして下げていたところ、思いっきり引っ掛けてしまって片方の金具が取れてしまった…」というお持ち込みでした。

01. 引っ掛けにより片方の金具が脱落

金具から黒い革ひもが完全に抜けて分離してしまっているシルバーのグラスホルダー
引っ掛けて強い力が加わり、片方の金具から革紐が抜けてしまった状態

愛用しているお品物だからこそ、突然の脱落にショックを受けられたかと思います。「元通りお直しできますか?」と不安そうなご様子でしたが、さっそく状態を確認していきます。

02. 正常な接続部の構造確認

ルーペで拡大された正常な金具接続部分。金属の爪で革ひもが固定されている
正常なパーツをルーペで観察。3本の小さな爪で革ひもを留めている構造

まずは無事な方の接続部をルーペでじっくりと観察します。金具の先端に付いた3本の爪を内側に倒し込むことで、革ひもをしっかりと挟み込んで固定している構造だと分かります。

03. 開いてしまった爪パーツのチェック

引っ張られた衝撃で爪が外側に大きく開いてしまっている先端金具
強い引張力によって3本の爪が外側へ開き、革紐が抜けてしまった様子

そして、こちらが抜けてしまった側の金具です。強い力で引っ張られたことによって、革を押さえていた3本の爪が外側に大きく開いてしまっていました。

04. 革ひもの組み込みと固定剤の充填

外側に開いた3本の金属爪がはっきりと見える金具の接写
開いた爪の位置を調整し、革ひもの差し込みと固定剤の準備を進行

修理工程へ入ります。開いてしまった3本の爪の形を整え、革ひもを金具の深くまでしっかり差し込みます。再度の抜け落ちを防ぎ強度を高めるため、内部に固定剤も一緒に充填しておきます。

05. 爪をかしめて固定完了!

赤い矢印が示された、革ひもが金具へしっかりと再固定された完成状態
3本の爪を内側へかしめ、固定剤が固まるのを待って修理完了

すぐさま専用工具を使い、3本の爪を丁寧かつ確実に内側へ倒し込んで革ひもを固定(かしめ)します。その後、充填した固定剤がしっかりと固まるのを待ち作業完了です!

元の美しいデザインを損なうことなく、安心の強度を取り戻すことができました。

おわりに

日常のふとした瞬間に引っ掛けてしまい壊れてしまったアクセサリーも、構造や状態を見極めることで元通りにお直しできるケースがたくさんございます。

「もう使えないかも…」と諦めてしまう前に、ぜひエファーナへご相談ください。当店Webサイトでも様々な修理・リメイク事例を掲載しておりますので、ぜひご参考にしてみてくださいね!

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