ペンダント修理 お人形さん
お人形さんの修理…近くの雑貨屋さんからのご依頼でお客様から頼まれたものとのこと。。
何処に修理依頼をしていいかわからずウェブサイトでエファーナに出会ったところです。
おフランス製でシルバーとのことですが…
素材は私が調べてみないと何とも言えません。
(これから加工するにあたり修理方法を確定する重要な要素だから…)
やすりで削り、その粉をバーナーで溶かす。
その硬さ、溶け具合からしてどうやらシルバーではなさそう。
lead;Pb鉛ですね。
ということは本体自体に熱が加えることが出来ず思っていた加工方法を変更しなくてはなりません。
加工面を一度きれいに擦り平らにします。
そこに丸環を差し込むため3種のドリルで3ミリほど穴をあけていきます。
鉛の為シルバーよりもうんと柔らかい。。
0.5φ、0.8φそして1.15φで徐々に広げ
作成しておいた丸環を差し込み
二種混合の接着剤で固めます。
しばらくした後、左足を取付け
これで修正完了。
ぶらぶらと可動域も正常に戻りました。
ショップの方も困っていた修理が出来、喜んでいただけました。
あの手この手で修理の案を出していきますのでお困りでしたらお気軽にお問い合わせくださいませ。